今僕は、
最低限の生活費を稼ぐフリーターですが、
定職についた方がいいのかな、と日々悩んでいます。
ですが、
「お金をもっと稼ぐために定職に就く」という考えは、
あまり必要ないな、と感じています。
その理由を今日書こうと思います。
これはあくまで僕のような”若者世代”に限った話だと思います。
老後に働けなくなるという問題はまた別だと思いますので、ご容赦願います。
貯金が減らなければ問題ない
世界的ベストセラーの「バビロン大富豪の教え(ジョージ・S・クレイソン)」では、
お金持ちの定義に関してこう書かれています。
お金持ちというのは、お金の増やし方を知っている者だ。
『バビロン大富豪の教え』, 原作: ジョージ・S・クレイソン, 漫画: 坂野旭, 企画脚本: 大橋弘祐
なるほど、
お金を持っている人がお金持ちなのではなく、お金を増やせる人がお金持ち。
言われてみればその通りだと思います。
将来のために今のうちにたくさん稼いでおかないと不安、と言う人も多いと思います。
老後2000万円問題なども叫ばれ(実際はだから投資しようという裏の意味があるらしいのですが、)
FIREという言葉も広く認知され、
とにかくたくさん貯金を溜めないと、と不安に感じる方は多い印象を受けます。
けれど、重要なのは、貯金が増えるか減るか、それだけなはずです。
「貯金が減ったらまずいマインド」さえ持っていれば、
将来家族のためによりたくさんのお金が必要になった時にでも、
それをわずかに上回るお金を稼げばいいわけです。
(実際の稼ぎ方は今の論点ではありません)
今どれだけ貯金を増やしたとしても、
将来お金が必要になった時に、
例え貯金が5000万あったとしても
貯金がみるみる減っていくようであれば、
それは健全な状態とは言えない。
将来への不安は強いはずです。
一方で貯金は100万くらいしかない上に、支出が莫大であったとしても、
貯金が少しづつでも増えていれば、何の心配も要らないでしょう。
そうであるなら、
家族ができた後に結局貯金が減らないように頑張り続けるのであれば、
必要になる前に貯金をためておく必要はあまりないと思いませんか?
(とはいえ、入院など緊急時の備蓄は大切ですね。僕は半年分の生活費は確保してます。)
だから、将来のために貯金を作るのではなく、
今増えているか、減っているか、それさえ気を付けていれば、なんら問題はないと思います。
僕の場合、月に13~15万稼げば徐々に貯金は増えていきます。
隙間時間には余裕があるので、その時間をやりたいことをじっくり探したり、自己投資に使っています。
一つの参考になれば嬉しいです。
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