散文

『湖面』

湖面は静まり私は、怒っていると思う。  静まり返れば  こころ映せるものと信じ...
散文

『砂漣の歌』

ひとけない緑青ろくしょうに打ち捨てられた石人せきじんが在るかない遠燈えんとうを...
散文

文|4.18 晴れた朝

おはようございます。窓から覗く木の葉が青々と、こちらはよいお天気です。そちらい...
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『校舎裏の日陰』

研究所のミナセさんは遊び人だねと言われるとよろこぶ、教科書に載っているものはそ...
散文

『ひと露の詩』

ひ と 夜 、 明 けふ た 夜 、 明 けた っ た そ れ だ け 。甲 ...
散文

『瓶詰めの手紙』

灰の鮮あざやぐ黄昏れに  いつしかに 埠頭ふとうの煌めくただなかに居た潮風の香...
散文

猫|4.6 愚図、松本

つまり要は、振られたのだ私は。あなたと伴にはいられませんと。くり貫くような心痛...
散文

『吠える蕾』

望まないのに!海嘯のまさに体躯を蕾のごとく弾け飛ばす忌むべき悪心を鎮めるには諌...
散文

『風雪濾歌』

我が虚ろなるは大概、みづから秘情の失われたる間に生ず。客体に追われ 算術により...
散文

香|26.3.29 ハト、多摩川大橋緑地

春日和の東横線だからか、日差しが降り注ぎ、新歓の匂いがする。学生会館。言葉は残...