散文

『風雪濾歌』

我が虚ろなるは大概、みづから秘情の失われたる間に生ず。客体に追われ 算術により...
散文

香|26.3.29 ハト、多摩川大橋緑地

春日和の東横線だからか、日差しが降り注ぎ、新歓の匂いがする。学生会館。言葉は残...
散文

地|26.3.28 春の夜

工業香水に堪えかね、老舗のおはぎで浄めたはいいものの春の夜は、民家の生活音とよ...
散文

人|26.3.26 偽り、愛嬌

ずぶ濡れに疲れ果て、帰るやいなや素っ裸のまま寝てしまう。(風邪をひいてしまえば...
散文

光|26.3.25 夜景、不明

宙ぶらりんの拘束どこへ行こうとも雨 少し安心するここはどこだろう宝石灯と感動は...
散文

音|26.3.24 哲学堂公園

音のいらない春の日は  川のあゆみも遅くなる砂どんぐりつつく小鳥たち  かく言...
散文

花|26.3.23 魔法どき、池袋

池袋───サンシャインシティ前知らない街に迷い込んだように、魔法がかった黄昏ど...
散文

水|26.3.22 春、氾濫

淡い光の中でぼくは、昔に戻ったみたいに、あっけらかんと笑っていた。なにがという...