【心に蓋をするまで】一日20文字

「うん」

「まあ」

「いい」

「んー…」

「いや?」

「あーい」

僕が家で口にしていた言葉だ

日常会話でよく使う言葉たち。

これを見ただけでは

変に思わないと思う

しかし、僕が実家にいた20数年間、

ほぼこれだけで生活が成り立っていた。

単語という単語をほとんど話さずに育ってきた。

「会話」というものを一切してこなかった。


母親に投げられたボールを拾うだけで終わる。

投げ返すことはしなかったのだ。




今思えば、とても奇妙なことだと思う。

(だからこうして発信しているわけだけど、)

けれど家にいる時、

僕は全くおかしいと思わなかったし、

親もおかしいと思っていなかった。

日常だったのだ

うちの子どもは話す言葉が異常に少ない、

という感覚が麻痺していたんだと思う。



別にそれでいいじゃん、と思う人もいると思う。

僕の心の中には葛藤があった。

この葛藤もいつか書くが、

とりあえず

どうしてこうなったのか、

をいつか書こうと思う

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