これは、私が3年ほど前に青春18きっぷで九州まで一人旅をした時のメモです。
ノートと鉛筆ときっぷと1万円だけ持って、10日間の旅に出ました。
―――
東京は頑張る人の集合体だ。
夢を追いかけて東京に来る
でも初めから東京にいる僕は、最近分かったことだが夢がない
この何でもできる環境に押され何か大きなことを達成しないといけないと思っていた。
それゆえに必死に夢を作り出していた。焦っていた。
もう疲れた。なんにも頑張っていないけど疲れた。東京はいるだけで疲れる。
そう思っていたんだろう。そうして僕は本能的に地方へ逃げた。
夢を諦めたのか。そうは思わない。はなから夢なんてなかった。
自分は恵まれすぎていた。強い憧れを抱く前に手を伸ばせる環境にいた。
中途半端な憧れで物事続くわけがない。
金もなく地方に来たのは正解だった。
「したい」を封じる旅になっている。あらゆることが制限され観光なんてもってのほか。
今は、屋台のラーメンが食べたい。
―――2020.3.28 山口県周南市
のんびりがたごと
コメント