【INFJ】私がドアスラムしてしまう理由

INFJ

ある日突然絶交したくなる衝動に駆られることはありますか?

私は、小さい衝動も含めれば数えきれないほどあります。

一人の世界にただただ籠りたいというだけではなく、
それまで仲良くできていた相手に強い嫌悪感を覚えてしまうんです。

で、その際に連絡が来るといよいよ無理になって関係を断ちに行きたくなります。


今までで一番強かったのは、
今でも一番仲が良いであろう古くからの友人に対してのものです。

振り返ってみれば、徐々にもやもやが溜まっていたんですが、
なかなかその黄色信号に気づけず、突然ダメになりました。
気づかぬうちに不満が溜まっていて、それが限界を越えたんだと思います。

「もう二度と連絡してこないで」と言いかけましたが、
理性でなんとか踏みとどまって、
「ごめん、今本当に無理。しばらく連絡してこないで。今されたら本当に無理になる」
とだけ突然伝えて、結果的に2カ月ほど連絡を遮断しました。

これを言葉に当てはめるなら「ドアスラム」という言葉が近いと思います。

ドアスラムとは、「それまで仲良くしていた相手を突然遮断してしまう現象」のことです。
これは最近流行りのMBTI用語なのですが、一般的にはINFJタイプ特有のものとされています。
ただ、私はINFJだけに起きるものではないような気がしています。

以下の特徴、

1.誘われる側の人
2.人間関係の理想が高い人
3.自分の気持ちに鈍感な人

これらを持ち合わせている人に起こりうる可能性が高いと私は考えています。
結果として、これらの特徴に最も当てはまるのがINFJということで、INFJに特有と言われているんだと思います。

ちなみに私自身はINFJとINTPが半分ずつくらい混ざっている感じだと思っています。1人の時はINTP、誰かといる時はINFJという感じです。(追記:最近はINFPの皮が厚くなってきました)

この記事では、「拒絶すること」を分かりやすく「ドアスラム」という言葉を使って説明しますが、私は生粋のINFJではないですし、ドアスラムではない可能性も十分にあります。ご容赦願います。

ただ、少なからず突然拒絶してしまうことがあるのは事実なので、
似た境遇の人と共有出来たらな、と思い記事にしました。

今日は、ドアスラムに至るまでの心理や原因を、私なりに言語化できたので、説明します。

そして、上手く言語化ができたためか、今では割と健全な人間関係を築けるようになりました。
なので、今の内面を語るというよりは、「昔の内面」を回想しながら語っています。

前置きが長くなりました。(誤解が怖くて前置き長くなりがち笑)
ではいきましょう!

「好き」と「会いたい」は別もの


今回言語化する上で一番カギになったのが、
「好き」と「会いたい」は、別ものだと気づいたことです。
(以下、この文章での「好き」は「人として好き(like)」も含みます)

これまではドアスラムに至った時、「会いたくない。やめて。嫌い」となってしまっていました。

ですが、会いたくないからと言って、嫌いではないんだと思います。
いや、渦中にいる時の嫌悪感は半端ないですよ?
ですが、たぶん根本を嫌いになったわけじゃないんです。

どういうことか説明しますね。

私の中にはそもそも、
「誰にも会いたくない時期」と、
「誰かに会いたい時期」があるんだと思います。

誰にも会いたくない時期は、、、一人で籠らせてほしいです。

一方、
誰かに会いたい時期は、誰でもいいかというと、もちろんそんなことはありません。好きな人としか会いたくありません。

「誰かに会いたい」→「会うのは好きな人がいい」
ということです。

逆に言うと、
好きな人じゃないと会いませんが、
会いたくないからと言って、嫌いなわけではないのです。

「じゃあ会いたくない時期は籠ればいいじゃないか」、と思うかもしれませんが、
私の場合、ここからが少し厄介です。

なぜなら、
「人に会いたくない時期がそもそも分からないから」です。
さらに、
「仮に人に会いたくない時期でも人に会う”べき”だと考えているからです。

これを掘り下げるには、私が人と会っている理由を説明しなければなりません。

私が人と会う理由


私が人と会う理由は、
「義務感」と「期待感」によるものです。

「義務感」は正直あります。
誰かとの交流は保っておきたいです。
無闇矢鱈に縁を切ってしまうのは怖いです。
適度に孤独を紛らわす保険は作っておきたいです。
はい。


そしてもう一つが「期待感」です。
私は常に理解し合える人を探し続けています。
性別関わらず、人生のパートナーへの執着が強いです。
浅い友達はそんなに要らなくて、会う人会う人とできるだけ理想の関係を目指そうとしています。
そのために人と会っています。

ただ、他にも自己完結的な理由もあります。(例えば「新たな気づきがほしい」や「刺激的な思い出を作りたい」、「人間的に成長したい」など)


でもとにかく理解者を増やしたいという想いが一番強く主にそれが目的で人と会っていると言っていいと思います。

逆に言うと、心の距離が縮まる想像がつかない人とはほとんど会いません。

そんななので、誰かと話している間はいつも頭の片隅で心の距離を縮める機会を伺っています
「知らない一面が見れないかな」
「自分も違う一面を見せられないかな」
「本音を引き出せないかな」
「自分も心を許したいな」
世間話も会話の繋ぎとしてしますが、本当にしたいのは心の内を明かすような深い会話です。

でもそんなに毎回毎回上手くいくわけではありません。
腹を割った話って相手は疲れますしね。

たわいもない話で終わることもあるし、
遊んで一日が過ぎることもあります。
そういう日は大抵、別れた後に消化不良感が残ります

でも、それでいいと思っています。

なぜか。

だって、絆って時間をかけて築くものですから

絆は時間をかけて築くもの


私は、「雨降って地固まる」ということわざを信じています。
また、「閉鎖的な村社会の方が絆は芽生えやすい」と感じています。

何が言いたいかというと、
私は「喧嘩したとしても、多少無理をしていたとしても、一緒にいる時間が長ければいずれ絆や愛が生まれる」と考えています。

その価値観の影響で、誰かに誘われた時、心の距離を縮められそうな人であるならば、もし会いたくなくても会った方がいいと考えています。

相手からしたら「会いたくないのか、、、」と残念がられるかもですが、「あなたと仲良くなりたい」とは思っているから、がっかりしないで。

というか、わざわざ「会いたくない」なんて自分の中で言葉にしていません。
とにかく仲良くなれそうな人から誘われたら会うまでです。
自分の気が向かないからと言っていちいち避けていたら、密な関係は築けないと考えているからです。

つまり、「会いたくないかはそもそも考えないし、とにかく誘われたら一緒に過ごそう」と思っています。

だから、たわいもない話で終わったとしても、
遊んで一日が潰れても、
無駄な一日はないと思っています。


ただ、どうしてもそれが何度も続くときついです。
やはりただただ一緒に遊んで時間を融かしているだけでは私としてはどうしても不満で、消化不良が溜まっていくんです。

もちろん、うまく深い話に繋げていけない自分にも責任があります。
でもやっぱり会話の流れってあるので、唐突に無理やり心の内を明かすわけにもいきません。(告白と同じです。タイミングが大事)

で、自分がしたい会話ができないのがずっと続くと、「こんなことがしたいわけじゃない」「こんなのを続けていても意味がないんじゃないか?」と、だんだんその人との関係に失望していきます。

そうして、不満が溜まっていって自分でも気づくレベルに達した時、いきなり相手に嫌悪感を覚えてしまうのです。

まとめ


つまり、まとめると、
理解者が欲しいがゆえに、
心が一人を求めている時でも、
頭では長い時間を共に過ごそうと考えているため、
多少強引に会うが、
理想の関係に近づかないことへの不満が気づかぬうちに溜まっていくと、
いずれ嫌悪感が溢れ出してしまうのです。


実際問題、不満はこれだけじゃないですよ?

でも自分で言うのもなんですが、基本的に私は寛容だと思っています。
相手の性格とか言動とか、一般的に短所と言われることとか、
基本的には全部「その人らしいなあ」で片づけられる話です。
たまにイラっとすることはありますが、相手個人に対しての苛立ちというよりは、
思い描いている理想の関係に近づいていかないことへの不満が「失望」に変換されることが私の場合は多いんだと思います。


だから、上でも書いた通り、ドアスラムを起こしたとしても、根本的に嫌いになったわけではないのです。

嫌悪感が強い時期は、恐らく籠りたい時期なんだと思います。
それで最近は相手の何かしらの言動に過敏になりもやっとした時、
「今は籠りたい時期、、、」と断ることで、その人への不満がかなり軽減することに気づきました。

「ありゃ、それは籠りな」と言ってくれるから、次誘われた時は心の底から会いたくなったりしています。

そんなこんなで今ではかなり健全になりました。

———

昔はずっと人といる時、肩に力が入っていたように思います。

そもそも仲良くなりたくないし、と強がっていた時期もありました。
友達という言葉が煩わしいとも感じていました。
今でもたまに思います。

でもやはり、我慢をしなくても一緒にいれる人がいるのなら、それはきっと楽しいことです。

まだ肩の力が抜け切れたとは言えませんが、
今では理想を目指す性格で良かったな、と思っています。

私の記事が何かの役に立てば嬉しいです。

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